
| ダイニン水力発電建設工事 |
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(原稿執筆:国際事業統括支店) ダニム水力発電建設から40年、 ■はじめに ベトナム南部、ホーチミン市の北東約260km、なだらかな丘陵が広がる高原地帯にダイニンダムの現場は位置している。この地に、2007年末には3億2千万トンの貯水容量の湖が出現することになる。 |
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■ダム本体工事の特徴 ダム工事は、ダニム川本流とその支流のダキヨン川にそれぞれ2つのメインダムと4つの鞍部ダムを建設し、2つの貯水池を設け、約2.5kmに及ぶ大規模開水路で連結し、1つの貯水池として機能させるものである。本流には世界最大級のラジアルゲートを持つ常用洪水吐と洪水の発生に備えた非常用洪水吐を建設する。ダムの型式は中央遮水型アースロックフィルダムで、盛立量は800万m3、ダム堤頂部総延長は6km余り、総運土量は1,400万m3に及ぶ。 |
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■ダイナミックな施工と緻密な管理 当地の気候は亜熱帯モンスーンに属し、土工事泣かせの雨季が半年続き、乾季になれば土煙が立ち上る状態になる。洪水期には河川が増水し、河流処理を誤るとダム建設の安全が脅かされる。この自然条件下での工程確保は、雨季の稼働率アップと乾季の急速施工がカギとなる。生産性向上のため、総延長25kmの工事用道路の整備、施工量の平準化や掘削材料直送による盛立て材利用の効率的な運土計画の展開などにより、45tダンプ、36tアーティキュレートダンプ、5m3バックホーといった大型機種をはじめとした120台以上の重機をフル稼働させ、月間50万m3の施工を達成して土工事の工程を確保してきた。 |
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■式典と大看板 これまでに工事節目の式典を3度開催した。最初の式典は2004年11月、ダキヨン川の転流式である。新たに生まれた水の流れに、転流の祝いと安全を祈願して米、塩、酒を積んだ小船(祝船)を流した。次は2005年7月のダニム川の転流である。基礎地盤の複雑な地質のためグラウチングによる基礎処理が遅れると、他工程に影響を及ぼすため、工期を守るために厳しい状況下の洪水期前の転流。覚悟と祈りの式典であり、祝い樽として地元名産のダラットワインの樽を、たおやかな流れに投じた。その後、数度の増水に河床部が冠水する被害を受けたが、2005年12月、ダニムダムの定礎式を迎えることができた。職員、ベトナム人スタッフが『間組』の印半纏をまとい、木遣り歌と拍子木のリズムに合わせ、御輿担ぎで定礎石を運ぶ純日本スタイルで行った。職員の誰もが経験したことのない式次第であったが、国内で行われた定礎式のビデオを研究し、練習を重ねて、現場スタッフが一丸となって準備して臨んだ甲斐があり、企業者をはじめとして来賓に称賛された。またメインダムの本格的な盛立へ向かってアクセルを全開させる大切な区切りとして、式典を成功させた達成感から工事担当者の喜びはひとしおであった。
ダニム川上流には40年前に戦後賠償工事として当社が施工したドラン(旧ダニム)発電所がある。その下流40kmに、世代を超えた後輩がダイニン水力発電施設を建設している。国道からよく見える洪水吐左岸に掲げた「HAZAMA」の大看板(8mx24m)は、対外的なアピールとともに、われわれ自身を鼓舞している。40年の歳月を経て、再びベトナムの人々の記憶に残る、末永きに亘って誇れるプロジェクトの完成を目指したい。 |
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■工事概要
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ダイニン水力発電建設工事|ホンダロック本社厚生棟新築工事
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