平面・縦断図
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■北と南とT期線そして残土搬出
◎両坑口からの施工
約1,300mのトンネルを両坑口(北工区・南工区)から当社単独で施工する。両工区で施工ということは、機械・設備・人が各工区に配置され、さながら二現場のようになっている。職員同士、同じ現場で勤務していても、一日の作業が終了するまで顔を合わせないこともあり、お互い顔を合わせたときは不思議な気分になる。また、両工区への往来はT期線を使用するが、T期線が旧自動車専用道であるため、現場への出入りは全て北行車線からの左折入場、左折退場しかできない。このため南工区から北工区への移動は問題ないが、北工区から南工区への工事用車両の移動は互いの距離が1,300mの位置にありながら迂回の制約条件と渋滞などで40分以上もかかることがある。

◎とっても狭い仮設ヤード
北工区も決して広いわけではないが、特に南工区の仮設ヤードでは、10tダンプと乗用車のすれ違いが出来ないほど狭く、細長い。
現場入口から坑口までは約400mあり、場内は一方通行である。たとえるならば、「うなぎの寝床」。そんな中、プラントの配置や機械の組み立てを工夫しながら行ってきた。
現在、多いときは残土搬出のダンプトラック、生コン車、資機材搬入車等が延べ100台ほど現場内を通行する。これらの車両を交通整理するのは一苦労である。
◎T期線にやさしい施工
T期線とU期線の近接度(例)
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計測データ監視状況
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我々も使用しているT期線は、現在施工しているU期線とのトンネル中心離隔が約30mしかなく近接施工となっている。施工時の影響としては、U期線を掘削する際に発生する、地山の応力再配分(T期線がU期線に引っ張られる現象)によるT期線への影響が懸念されている。そこで、T期線の計測・監視を行いながらU期線を施工している。
計測は、T期線内に設置したさまざまな測定器により24時間連続してデータを採取している。計測結果により、T期線の状況を確認・評価し、掘削時の発破薬量の制限やインバートの早期施工によるトンネル閉合を行い、影響を最小限にしている。
◎遠い残土搬出
現在、残土搬出先は当工区より片道約55kmあり、1サイクル150分ほどかかっている。
このため、1日に1台が運搬可能な回数は限られ、仮設ヤードも狭いことから掘削進行にあわせた残土搬出を行うために、通常20〜60台のダンプが運行している。 |