
| 磐田駅前地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事及び除却・整地工事 |
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(原稿執筆:名古屋支店、建築事業本部、技術・環境本部) 免震工法を取り入れ、 ■はじめに 建設地は静岡県西部浜松市の東隣、サッカーJ1ジュビロ磐田のホームタウンとして知られる磐田市のJR磐田駅北に位置する。 この工事は工事名の通り磐田駅前の再開発を目的とし、旧商店街の解体から始まり16階建ての住宅棟と4階建ての自走式駐車場(ともに1階部分は店舗)を建設するものである。住宅棟は住戸数75の免震装置を備えた分譲マンションとなっている。また屋上緑化、壁面緑化システムも採用している。 |
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■ジュビロードの解体から躯体工事開始まで 2005年12月、大小あわせて50軒の建物の解体と商店街のアーケードの撤去から工事は始まった。
アーケード部分は「ジュビロード」と呼ばれる商店街である。元「磐田駅前銀座商店街」をジュビロ磐田のJリーグ昇格にあわせて改称されたもので、歩道部分にはジュビロ磐田の選手の足形をしるしたタイルが埋め込まれていた。 これらのタイルは完成後新しい歩道部分にまた埋め込まれるため一時保管することとなった。解体工事は3カ月を要した。 2006年3月、新築部分の工事開始。新築工事の開始とともに住宅内部のカラーコーディネイトなども同時にスタートした。採用されたのはシックモダン、ナチュラルモダン、シンプルモダンの3パターン、すべてマンション購入者の選択可能という設定である。 2006年7月にはいよいよ地上部分の躯体工事開始とともに駐車場部分の基礎工事も着手、狭い敷地の中での工事のため作業エリアを細分化し効率よく仕事を進めることに留意した。中でもこの地域は、遠州の空っ風で有名な強風の吹く地域であり、高層部分の工事(揚重設備、仮設足場、型枠などの工事)では風に対して細心の注意を払い、サイクル工程を確実に行った。 |
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■免震装置の導入 5月初旬に基礎工事も完了し免震装置の設置工事が始まった。 ちなみに、地震への対策として登場するのが「耐震」「制震」そして今回採用した「免震」である。それぞれの特徴を簡単に紹介する。
今回は、以下に挙げる3種類の装置を組み合わせた免震装置を導入した。
この地区ではあまり免震工法のマンションが多くないため合せて現場見学会を開催した。見学会には再開発組合、マンション販売営業マン他多数の参加があり大変関心を持たれていた。 |
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■ヤシ殻マットを利用した壁面緑化の施工 本建物は、「ヤシ殻マット」を用いた屋上・壁面緑化システムを採用、屋上と壁面が緑で覆われた環境にやさしい建物となった。ヤシ殻マットは、ココヤシダストと肥料をヤシ繊維で包んだリサイクル植栽基盤であり、保水性に優れている。屋上緑化に多くの実績があるものの、壁面緑化はこれまで実績が少なかった。 壁面緑化の施工に際しては事前に平地でヤシ殻マットへ植物を根付かせる必要がある。さらに植栽したヤシ殻マットを十分な強度で建物壁面に固定しなければならない。水漏れのないような潅水・排水装置も必要である。意匠性も考慮し、様々な工夫を施して、施工を終えることができた。
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■愛称は「リベーラ磐田」に 年が明けて、2007年1月には、施設の愛称が「リベーラ磐田」に決定した。オランダ語で「とんぼ」を意味する「リベラ」と、ラテン語で「自由」を意味する「リベラ」を合わせたもので、磐田の空を自由に羽ばたくことをイメージして命名された。ちなみに磐田市は国内でも有数のとんぼの生息地、地域のシンボルとなっている。 年度末の3月からは、他社施工によるジュビロードの改修工事、電線共同溝埋設工事が開始され、4月には建物が無事上棟した。6月からは当社JVによる周辺道路整備工事も開始となり、終盤は各社との調整を綿密に行いつつ、7月31日に磐田駅前の新しいシンボルとなる建物が完成した。 最後に、無事建物を竣工引渡することができ、企業者である磐田駅前地区市街地再開発組合様はじめ、設計監理者の皆様、磐田市役所の皆様、近隣の皆様、関係協力会社の皆様、社内の関係者の方々に厚くお礼を申し上げます。
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■工事概要
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磐田駅前地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物新築工事及び除却・整地工事
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