
第7回国土技術開発賞・最優秀賞を受賞
−伝統構法による大規模木造天守の復元技術−
2005年7月20日
ハザマ(社長:新名順一)は「伝統構法による大規模木造天守の復元技術」にて、このたび「第7回国土技術開発賞」最優秀賞を受賞いたしました。本日(7月20日)、虎ノ門パストラルにおいて表彰式がおこなわれ、岩井國臣国土交通副大臣から新名社長と施工を担当した外舘寛所長に、表彰状と記念の盾をいただきました。
「国土技術開発賞」は、財団法人国土技術研究センターと財団法人沿岸技術研究センターが主催し、国土交通省の後援の元におこなわれているもので、建設産業における優れた新技術およびその開発に貢献した技術開発者を対象に表彰されている事業です。これまでハザマは、第3回の「ビックリート」での入賞、第4回の「3次元GISによる精密施工法」での入賞、第5回の「リバ・フレッシュシステム」、「鋼製地中連続壁工法」の入賞に続く5回目の受賞となりますが、最優秀賞ならびに優秀賞の受賞は今回が初めてとなります。
また、過去6回の「国土技術開発賞(第二回までは建設技術開発賞)」の最優秀賞に建築分野の技術が選ばれたことはなく、今回の「伝統構法による大規模木造天守の復元技術」は建築分野から選ばれた初めての最優秀賞となりました。
これまでハザマでは全国各地のさまざまな歴史的建造物の保存・修復・復元に実績を重ねてまいりましたが、この度の「国土技術開発賞」最優秀賞の受賞を誇りに、今後もさらに貴重な文化遺産を守る技術の伝承に力を傾けてまいります。
大洲城天守閣復元工事について
四国・伊予の小京都と称せられる愛媛県大洲市に建設された「大洲城天守閣」は、明治半ばに姿を消した本丸跡に築かれたものです。戦後初めての木造4層4階の天守閣として完全復元され、その高さ19.15mは復元された木造天守閣としては日本一の高さを誇ります。
戦後、木造による天守閣の本格的な復元は4件目。ハザマはこのうち、大洲城、白石城(宮城県白石市)の2件を担当しております。
工事概要
| 工事名称 | 大洲城天守閣復元工事 |
| 工事場所 | 愛媛県大洲市 |
| 企業者 | 大洲市 |
| 竣 工 | 2004年7月 |
受賞のコメント
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| 岩井副大臣から表彰状を受け取る新名社長(左)と外舘所長 |
所長:外舘寛
「大洲城の前に手がけた白石城をはじめ、これまでに多くの歴史的な建造物の復元工事や修繕工事にたずさわってまいりましたが、今回の国土技術開発賞のような優れた技術に対して贈られる賞を受賞することは初めての経験であり、またそれも最優秀賞という名誉ある賞をいただくこととなり、大変感動しております。
今回の大洲城天守閣復元工事にあたっては、設計各社(注1)のみなさまの多大なご努力や、大洲市民の皆さんの永年の夢と熱意によって実現に至ったものです。工事着工から竣工にいたるまで市当局の方々はもとより地元の大勢の方々の協力をいただきました。ご助力をいただいた多くの皆様にこの場を借りて御礼を申し上げたいと思います」
| 注1: | (株)三宿工房・(有)建築文化研究所・竹林舎建築研究所(有)・ |
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(株)前川建築研究室・(株)増田建築構造事務所 |

大洲城天守閣

