揮発性有機化合物、油の浄化

CAT工法

地下水揚水法の促進工法として開発されたハザマ独自の工法です。(特許第3215102号)

■工法
炭酸水(二酸化炭素濃度1000〜2000ppm)を汚染土壌中に流して、土壌を洗浄する工法です。揚水された汚染地下水に含まれる揮発性有機化合物は曝気や活性炭吸着などで除去します。CAT工法は油との複合汚染や、低濃度・広範囲の汚染除去に適しています。

■特徴
地下水揚水工法や土壌ガス吸引法などの工法では、揮発性有機化合物の汚染土壌・地下水の浄化には、数年以上の期間が必要であったり、環境基準に浄化することが困難などの欠点がありました。ハザマは、地下に注入する水に炭酸を加えることで、汚染土壌からの揮発性有機化合物の溶出速度を高める処理法を開発しました。このCAT工法では、地下水揚水法に比較して短期間で環境基準までの浄化が達成できるため、工期が短縮され、コストの削減が可能になります。

■炭酸水の効果
揮発性有機化合物の溶出速度が無添加に比べて数倍から数十倍促進される。

■CAT工法パルス法による溶出促進効果の例
炭酸水を水と交互に汚染地盤中に注入することによって、水を連続的に注入するよりも効果があることを確認しています。炭酸水の添加時間を変化させたときの結果を図に示しました。炭酸水6時間、水6時間の比率で注水を行った場合、水のみを注水した場合の約2倍の濃度の揮発性有機化合物の溶出がみられます。

 

■浄化方法の概要

■修復計画のシミュレーション
地質や汚染状況を把握して、揚水井戸を適切に配置すれば、同じ揚水量でも浄化や汚染拡散防止を効果的に行えます。
右図は異なる揚水計画によるシミュレーション結果です。

調査結果
揚水なしの場合
揚水計画1
揚水計画2

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